Limitless Qualifier4 対戦振り返りと自分語り

 前回のデッキ考察経緯に引き続き、当日の対戦を振り返っていこうと思う。僕自身はそれほど勝てなかったが、ほぼ同じリストで参戦したともぽんさんはday2に行けたし、同一コンセプトのデッキが優勝していたので、参考になる部分はいくつかあると思う。

 

 まず、大会のルールなどについて。この大会で何よりも大事なのは、お互いが相手のデッキを60枚見えた状態で対戦が始まるということである。60枚見えるということは、相手の次ターンなどの最大値がわかるということであり、お互いにそれを前提にゲームプランを構築することが出来る。だから、事前考察でも言ったように、相手に干渉出来る札と相手の思考を歪ませる、増やさせる札については評価が高かった。そして、プールについては反逆クラッシュまでであるから、ちょうど日本のCL京都と同じである。このルールでday1は13戦し、9勝以上がday2に進む。そこでは7戦を行い、2日間の合計でトップ8が決勝トーナメントに進出する。そしてBO3で優勝を決める。僕の目標は2日間を一番楽しむこと。つまり初日に9勝4敗以上するのはマストであった。そして、以下が僕の使用デッキである。なぜこれを握ったかは前のブログを見てほしい。

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 では、僕の1日目の結果を振り返っていこう。

 

〇FTB  先

〇cargo LO 無

×zacian 先

〇baby blacephalon  先

×pikarom 先

×ADPzacian 後

×pikarom 先

〇baby blacephalon  忘れた

〇pikazrom 後

〇baby blacephalon 先

〇ADP zacian  後

×pikarom  先

×Luca-Metal zacian 後

以上、7勝6敗である。それぞれ詳しく見ていく。

 

1回戦 FTB 勝ち

 相手のデッキは以下の通りである。環境考察や事前練習で一度も話題に上がらなかったデッキだった。どう考えても不利マッチである。しかも先手こそ取れたがこちらは1ターン目にザシアンを置けず、後手1でジラーチヒードランに倒されてしまってのスタートだった。

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この時、ザシアンを2枚作った上で、さらにジラーチ☆を埋めて取る余裕はなく、エースバーンVMAXが立たないお祈りか、ジラーチ☆が元から埋まっているかのいずれかにかけるしかないと思っていた。幸いにも、先攻2ターン目にはザシアンが用意出来、バトル場にいたヒードランGXを倒すことが出来た。相手の盤面にはエネが1枚もなく、ロコンも存在しなかったが、次のターンには結局エースバーンVMAXが3エネつけて殴ってきた。先攻3ターン目、初めて山の中を確認すると、なんとジラ―チ☆が存在しないことがわかった。これで75%のゲームにすることが出来る。このターンは、相手のベンチに特性持ちが並んでいたため、スタンプを打ちながらフーパでエースバーンVMAXを削る。次のターンにはエースバーンが回復もせず殴ってきたため、ザシアンを命がけで用意しにいく。結局これが成功し、さらにサイドからジラーチ☆の回収に成功。これでサイドを6枚取り切って勝つことが出来た。

 

 正直、マッチングを見た時点で今日の僕はついてないなと思った。しかし、どうやら流れが来ている。必要札をすべてそろえてゴリ押すことが出来た。

 

2回戦 マグカルゴLO 勝ち

 相手が間違えたデッキで試合を申し込んできて、コイントスすらやらずに投了。だからデッキリストのスクショも残ってない。2戦連続切ったマッチに当たった時は死んだかと思ったがどうやらついていたらしい。

 

3回戦 スピードザシアン 負け

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どうやら僕はついているらしい。相手はスピードザシアンだし、しかもフライパンやメタルゴーグルが入っていない。つまり一方的にブレイブキャリバーを耐える試合が作れる。しかも先攻を取った。と、思った。

 

 実際は先攻1ターン目はヤレユータンスタートしただけで終わってしまい、後1ブレイブキャリバーされて種切れ負け。一番ついてない人間は僕だった。結局、この相手はトップカットに進出していた。是非そんな強者ともっといいゲームがしたかった。それだけが悔しい。

 

4回戦 小ズガ 勝ち

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ついに来た鬼門のマッチ。結局、僕のメタ読みは無駄だったのか?と思いたくなるほどマッチング運は悪い。しかし、先攻を取れた上に、相手も1ターン目は溶接工を打てないスタート。先攻2ターン目には1エネついたズガドーンをボスで倒し、返しでも相手は動けずザシアン生存。2ターン目はも入れ替え+ボスでオドリドリGXを倒すことが出来た。後攻2ターン目にはズガドーンが起動しザシアンを倒されるが、先攻3ターン目にはマリィを打ちながら、裏に新しいザシアンを用意する。相手はこれを呼び出す札が存在せず、前にいたフーパを倒してターンが返ってくる。前のターンの不撓の剣や願い星、デデチェンジなどでグレキャ、ジラーチ☆デリバリーセット、メタルソーサーをすべて揃え、相手のデデンネGXを倒して6枚取り切ることが出来た。

 

 ボスやマリィの手順は前後したが、練習でのイメージ通りにプランを遂行することが出来た。普段のルールではやはり小ズガは不利だろうが、相手のデッキに手札干渉も裏を呼ぶカードも入っていないのがわかっていたからこそ出来たプレーで、このルールだからこその勝利である。だからこそ、僕のデッキのカード採用に自信を持つことが出来た。相手にケアを要求するカードはそれだけで偉いのである。

 

5回戦 ピカゼク 負け

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ついに有利マッチを踏むことが出来た。このマッチアップのプランはパルスワン+ピカゼク+ジラーチ☆で6枚取ることである。特に、この相手の場合、祠が1枚は絶対に生存し、大きなお守りも入っていなかったため、ピカゼクに2度動かれることがほとんどない。圧倒的有利なはずである。

 しかし、今度はバリヤードスタートで何もプレーできず。相手はパルスワンスタートで、サンダーマウンテン+スピードエネをプレーしてからデデチェンジ。コケコ☆やエレパを2枚使われるだけでライトニングストームを耐えなくなるが、なんやかんや相手が何も引かずに生存。結局送電でターンが返ってくる。先攻2ターン目にはザシアンを用意出来、パルスワンを倒すことに成功。返しでピカゼクにフルドライブをされる。結局、祠も入れ替えも引けずにこのピカゼクを3ターン処理出来ず。その間ジラ―チこそ埋め、フーパでピカゼクを削ることが出来たので、最後にはザシアンを用意してグレキャさえ引けたら勝ちという場面までもっていくことは出来たが山8枚の中にある1枚のグレキャをジラーチが引けず。返しでパルスワンに300点くらい出されて負けた。

 

6回戦 三神ザシアン 負け

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こちらも同じくメタ読み成功である。ジラーチ☆を仕込んで三神、ザシアンorデデンネと取れば勝ちである。特に、三神をザシアン2枚で相手する必要がなく、フーパを絡めて間に合うのが偉い。

 と思っていた。がヤレユータンスタートして何もプレーできず。マリィを打っても何もプレー出来ず。結局先2でブレイブキャリバーされて負けてしまった。オワオワリでぇ~す。3勝3敗。

 

7回戦 ピカゼク 負け

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ヤレユータンとミュウしか置けず4ターン何もプレー出来なかったら知らん間に負けてた。ソーナンスの意味わからんつってカード調べてうーんてなってたらもう崖にいた。結局、ソーナンスVの意味はマジでわからん。プランは上にある通りなはずだった。3勝4敗でもう1つも負けられない。

 

8回戦 小ズガ 勝ち

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3-4ラインにいるボスもグレキャもない小ズガはマリィ打ってジラーチ☆用意してたら勝てる。めっちゃ集中してやってたから何も覚えてないが、マリィ打ったら3ターンくらい固まってて降参貰えた。ここで五分に戻すことに成功。あと5連勝でday2である。

 

9回戦 ピカゼク 勝ち

相手のリストが日本語で提出されていて、上手くデッキの出力が出来なかった。のでリストは無し。お守りは2枚あったが、スタジアムを剥がすカードはサンダーマウンテン1枚しかなく、祠が通ってイメージ通りに勝ち。

 

10回戦 小ズガ 勝ち

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まーた小ズガかよと思って何も考えず先攻を取ってしまうが、相手はブルー型。しかも何故か4回もマリガンしてしまう。結局、先攻1ターン目にスタンプを打てたのと、不撓で2エネついたこと、先攻2ターン目から毎ターンマリィを打てたことが響き、種切れで勝ち。この辺りで、ほんまに6連勝あるんちゃうか?と思えてくる。

 

 去年のシティでブルー型ズガドーンを使ったことがあるからわかるが、ブルー型に対して先攻を取るのは最大の悪手である。これについては深く反省せねばならない。しかも、デッキ共有した友人がモクナシゴリランダーに脳死で先攻取って負けたのを笑ってた直後である。拾えたから良いものの、崖にいてするプレーではなかった。

 

11回戦 三神ザシアン 勝ち

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全く記憶にないけど勝ったらしい。クチートデデンネに祠乗りまくって、フーパが暴れてた気がする。あと2試合。僕が蹴落とした人の数を数えてびっくりした。しかし、day2が現実味をおびてきた。

 

12回戦 ブルー型ピカゼク 負け

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ついに来たブルー型ピカゼク。意識していたわけではないが、相手のクオリティが高く、不利マッチになりそうなことを悟る。お守りもスタジアムも多い上に、スタンプを掻い潜らないといけないからだ。とりあえずコイントス勝って後攻を取らないとひたすらにテンポを取られ、2-3-3のサイドプランを強制されると思った。

 

 結果、コイントスに負けてしまい先攻を取らされる。後出しハンマーこそ使われなかったが、順当に送電されてしまう。相手は確実にクリティカルなタイミングでスタンプを打ってくるのだから、落ち着いてプレーするべきだったが、後々パルスワンが暴れることを危惧してザシアンでパルスワンを倒す。この時山を確認したが、山の中にジラーチ☆やそれを埋めるためのパーツは全て存在した。返しでフルドライブ+スタンプを通される。入れ替え+ジラーチから復帰してフーパまで用意できたので、ここからはジラーチ☆の準備をするだけだったが、相手に再びのスタンプを通される。結局、そのままマウントを取られ続けて負け。

 

 先攻2ターン目に落ち着いて3-3と取るのを選択するか、スタンプをケアしてジラーチを埋めてから殴りだすかしていたら、結末は変わっていたかもしれない。ついにday2の夢は潰えてしまった。が、4連勝の間夢追い人となれただけでも良かった。僕の所属していたプールだけは進行が遅れていたが、既にともぽんさんがday2を確定させていたのもうれしかった。

 

13回戦 ルカメタザシアン 負け

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相手のデッキ強すぎん?無理やんと思った。だってスタジアムは通らんし、ルカメタのGX技で一方的にザシアンが生存するし、フーパを絡めようにもフライパンやゴーグルが計3枚あってどうにも届かなさそうだし。でも、8勝5敗と7勝6敗では見栄えに雲泥の差があるので、頑張ろうとしてた。とりあえずこれだけは録画が残っているので、見てみると面白いかもしれない。朝5時でプレーはひどいけど許してほしい。

https://twitcasting.tv/poke_ichyo/movie/618892275

(自分で見返したけど、結構おもろい試合をしている、気がする)

序盤終わってたけど、相手が何故かフルメタルウォールしないからワンチャンありそうな試合になった。結局最後の方は僕のプレーが下手というかヘタレすぎて負けた。是非見てみてほしい。

 

 てな訳で、結局7勝6敗で決着した。プレーでもデッキの細かい部分でももう少し頑張れた気はするし、当然悔しいが、一番楽しめたという自負がある。特に、デッキの安定性を下げた結果、序盤に重すぎる3連敗をしてしまった訳だけど、そこからの4連勝は自分でもとても熱かった。すげー興奮していて、上にあるように夜中なのも憚らず叫んだりしていた。こんなに何かに真剣に向き合ったのはとても久しぶりだった気がする。今回の大会は本当に楽しかった。それもこれも一緒に調整して、自信満々のデッキを見つけることの出来たともぽんさんのお陰だと思う。調整についてはお互いの努力の結果だと思いたいが、この短期間に2人の調整で正解デッキに最短で辿り着いたのは彼が提案してくれたからで、本当に感謝している。そして、陰ながらこの人のデッキ好きだなぁと思っていただけで初めましての人に一緒に調整やりませんかと声をかけた僕もとてもグッジョブだった。あの一声のお陰で目標を持って取り組むことが出来た。いつか、どこかでお会い出来たらもっとちゃんとお礼を言いたい。そのためにも早くCLなどが再開することを願ってやまない。

 

 これは自分語りになるが、僕の人生に努力とかトライ&エラーとか緊張感とか一切存在しなかった。中3になるまで、練習とか勉強とか言ってる人の意味が全くわからなかった。前後を比較検討して改善していくということが全てにおいて理解できなかった。だから、スイミングスクールに10年通ってもほとんど成長がなかった(今は人並み以上に泳げるが)し、中学受験塾に3年間ほぼ毎日通ってもひとつも利口にはならなかった。しかも、自分の中で涵養された時間軸は世間一般のそれとはまったく違っていて、期限の決まったタスクは全く無理だった。だからこそ、緊張感とは無縁な人生を送っていた。強いて言えばキャンプ中に台風が直撃したとか、登山中にビバークしないといけないとか、そういう時くらいだ。車にはねられて入院してた時も、おもろwとか言って笑ってた。

 

 そもそもの話、僕は勝負事というのが全く向いてないのだと思う。去年の2月頃から競技シーンのポケカにのめり込んでいた僕だったが、なんやかんや適当に生きていて、確かに練習とかはするけど微妙に真剣じゃなかった。でも、この自粛ムードにあって与えられたワンチャンスには流石に真剣になるしかなく、真剣になったからこそハチャメチャに楽しかった。一人でやってたら言い訳し放題だし、何の責任もないが、今回はその点も違ったのが良かったと思う。次がいつになるかわからないが、この楽しさをまた味わえるように、真剣に取り組もうと思う。改めて、本当にありがとうございました。