TCGの原風景とVへの期待

 僕は去年の7月末頃にポケカを始めました。ブームに乗じて500円デッキからスタートし、徐々に競技シーンの魅力に引き込まれていきました。今年の3月には初めての自主大会に参加して惨敗、4月にはCLで惨敗。その後は色々なことが見えるようになってきて、複数の自主大会でトナメ上がりをしたり、トレリで安定してポイントが取れたり、いくらかの成長を感じることが出来ました。くじ運が中々悪くて公式大会は結果を残すどころか挑戦権すら得られていませんが...。にしても、3月以前のデッキなんて思い出すだけで死にたくなります。が、それはそれで良い思い出です。けれども、これが僕のTCG初体験、という訳ではありませんでした。それよりもっと前にデュエマを嗜んでいました。それこそが僕の原風景です。
 僕が幼稚園を卒園するかしないかくらいの時分に、母の友人にデュエマを教えてもらいました。その人から色々とカードを貰い、わざわざ遠出して大会に出たりしていました。そこで何かを得たりすることは結局なかったのですが、小学校に入って以降はデュエマがひとつの遊ぶツールとして確立されていました。放課後は誰かの家で集まったり、それが叶わなければ公園のベンチで裸のカードを広げて遊んでいました。新弾が出る度に1ボックス買い与えられていた僕のカードプールは他の同級生より強力で、何故かデュエマの話の時だけは僕が輪の中心にいることが出来ました。放課後集まる面子を集めて大会を主催したりは日常で、それまで一人遊びの多かった僕を外に出したのはデュエマだったと断言出来ます。運動神経も良くないので公園でドッヂボールや鬼ごっこをしてもそこまで楽しくなかったですしね。皆でカードを広げてワイワイ楽しむ。これが僕のTCG原風景です。競技シーンのことばかり考えてひたすらLOやHANDをしている今の僕にとって、そのような楽しみ方は少し難しいし眩しいですが、いつかまた思い出せたら良いなと思います。ドラフトだとかコレクションだとかしてポケカを色んな角度から楽しめている人を凄く羨ましく感じます。
 そんな僕ですが、ひとつ期待していることがあります。ポケモンVの登場です。Vは黒枠で収録されるようです。今のポケカはノーマルが白枠、レアが銀枠、TAGが黄枠、PSが黒枠です。当時のデュエマはほとんどのカードが黒枠で、PSを見た時の安心感はこれに由来しているんだろうなといつからか思っていました。昔書いた黒枠インナースリーブのレビューブログでも触れたかもしれませんが、TCGならやはり黒枠が思い入れもあって好きです。黒枠のカードがデッキの中心を占め、活躍する時代になれば、それはひとつ良いスパイスになるだろうなと思います。そのときに子供心を思い出して、今以上に色んな楽しみ方が出来れば、それは凄く良いなぁとも。