ドリームリーグ環境考察

 こんにちは、いちょーです。来週の金曜日にはドリームリーグが発売になります。もう夏ですね。さて、僕は明後日7月28日にドリームリーグのカード使用可能の自主大会に参加する予定です。この記事ではその大会に向けた自身の考察を整理していく記事となっています。良ければお付き合いください。

 

 まず、ドリームリーグ以前の環境(リミックスバウトまで)について振り返っていきます。リミックスバウトが発売になった7月以降、公式の大型大会は開催されていないので、JCSの結果+新規要素、という形で見ていくこととします。

 ひとまずJCSについて。優勝はレシリザでした。CL京都と併せて2冠です。そして準優勝にネクロズマ(以下スぺネク)、そこにルガゾロや化石デッキ、ミュウミュウ(炎ベース、龍ベースどちらも存在した)といったデッキ群が続いていきました。レシリザの先1カキをTAGで返すのは至難の業でした。ミルタンクやグレートポーション、満タンの薬などの回復リソースまで併せ持つ型が存在し、その単体性能の高さは依然健在でした。それに対しスぺネクはTAGを返しやすく、また、ダメカンばらまきにより多少の回復を挟んでくるGXデッキに対しても勝ち筋を持てるデッキでした。呪いのお札と非GXの種で160点の打点を持つデッキの登場は多くの非GXデッキを悩ませることになります。ルガゾロはプレシャスボールの恩恵をかなり強く受けたデッキです。序盤にゾロアークを並べるためにリソースを失い過ぎるということが無くなりました。科学の力+リセットスタンプ+スラッシュバックGXで無理やり1ターン作る動きや、フルパワー復讐(負け道場ハチマキククイ9枚の復讐)でTAGを一応ワンパン出来ること、アセロラなどの回復リソースを持っていることから、多方面に常に勝ち筋を残せるパワーの高いデッキです。炎ベースのミュウミュウは非常に簡単にTAGを2枚取れること(レシリザは2枚目がどうしても取りにくかった)、回復リソースを十分に持てること、コントロール系のデッキにも勝ち筋を持てることなどから潜在的パワーの高いデッキとして存在しています。最近では超エネや水エネを刺すことでさらに対応範囲を広げています(先2追加効果ありクロスデヴィジョンGXでマーイーカを殲滅させる、ゲッコウガGXでフーパを取れるなど)。龍ベースのミュウミュウチルタリスGXやオンバーンGXなどの技を駆使して相手のデッキに対応していくというものです。こちらはそのもののパワーがあるとは言いにくいですが、メタデッキとして環境に十分に適応していました。化石もどうようにメタデッキとして存在していました。色相性でルガゾロやレシリザに強く、プテラGXの特性により、ミュウミュウやジラサンなどに対しても一定のパワーを示します。ただ、化石の持つ問題点は依然解決しきれてはいませんでした。化石スタートできないことや研究所に頼るとエネが1手遅れることを様々な手段で誤魔化そうとはしていましたが、どれもそもそものパワーの底上げには繋がらず、優勝するデッキではなかったのだと思います。

 再びまとめます。

レシリザ:対TAG性能 後1から返せないTAGは使い道がなかった

スぺネク:ほとんどのTAG、非GXとの打ち合いで有利 ルガゾロだけ中々辛い

ミュウミュウ:対TAG性能と回復リソースの中間択 無人やべトンが辛い

ルガゾロ:対応範囲が広く、明確な不利対面があまり存在しない 無人は辛い

ミュウミュウ、化石:メタデッキ 今回は環境最初期であり、深い考察は省く

 

 以上のようになっていました(他に悪バレットやパンプジンなどもあるにはあった)。ここからリミックスバウトのカード、さらにドリームリーグについてみていきます。リミックスバウトのカードを見るに当たって、このパックの性質を知る必要があります。このパックは現在開催されているミュウツーHR争奪戦というイベントに使用されているものであり、シールド戦用に作られています。シールド戦について詳しく説明する事はここではしませんが、このパックには突出したパワーを持つカードは存在しません。強いて言えば溶接工。むしろ控え目にデザインされていると言えるかもしれません。ですが、TAGに対してメタを回すカードとしてアローラペルシアンGXが収録されており、これは多くのTAGやルガゾロ、非GXデッキに対して有利を取れるものでした。また、アクジキングはスぺネクに対して有利なサイド交換の出来るカードとなっています。全体を通した強化としてはグレートキャッチャーが登場しました。上述のルガゾロはスタンプスラバでグズマを引かれなければターン足りて勝ち、みたいなプレーをする事が多々あるが、グレートキャッチャーはスタンプの当たりを増やすことになる。つまり、グズマそのものだけでなく、リーリエやシロナの先で引いたグレートキャッチャーも当たりになるという事である。より具体的な話をするなら、ククイや溶接工と相手のTAGを引っ張り出す事の両立を可能にした。これによりレシリザはTAGを2枚取って勝ち、という勝ち筋をより太くすることとなった。他方で、この前の記事で僕はピカゼクデッキを紹介したが、あれはレシリザに先にダメージを刻めばどうにかなるというところから出発したデッキだった。レシリザにおける先1カキからのマウントの強さは、先2でこちらのエースになるべきTAGが取られ、そのままハチマキククイダブルブレイズで2枚目も取られる(サナニンフに顕著)というところにあったが、後1後2でツーパン出来れば先3で相手は盤面のエネが足りなくなる(後1でワンパン出来るデッキがあるなら困ってない)。グレートキャッチャーはこれを可能にするカードとして、コケコGXやピカゼク、1エネで殴れるマッシブーンGXなどにとっては大幅な強化になった。

 このパックでの環境の変遷は、以下のようにまとめられる。

・アロペルフーパアクジキングというメタデッキの登場

・TAGの選択肢の広がり

・ルガゾロや非GXデッキの無人採用率の上昇

ミュウミュウが水、超エネを入れ始めた

 

 これらを踏まえて、ドリームリーグのリストを見ていくことにする。トレーナーズに関しては概ね全体的な強化にある。ポケモンに関して個別に考察する。

 まず何といっても目を引くのはレシラム&ゼクロム(レシゼク)。このカードは後1から270のTAGを取れるカードである。これまでの環境におけるTAGはレシリザ、炎ミュウミュウがほとんどのシェアを占めていた。これはこの2枚のスピードに他のTAGが追い付けず、2枚のTAGを取られるだけで負けになるからであった。だが、レシゼクはこの2枚のさらに上を行くスピードでTAGを取ることが出来る。2枚の中で比較的270の出しやすいミュウミュウはスぺネクやルガゾロに対しても有利を取る術を持ったため、数を維持しそうであるが、レシリザはおそらく脱落することになる。今後はレシゼクとミュウミュウが環境でよく見るTAGになると思っている。個人的にはレックベースよりアゴベースでスーポケとか入れるのが好き。

 シルヴァディはいまんところゾロアークに優越する点をあんまり思いつけていないため割愛。リソースの絶対量を回復させられる点は非常に優秀だと思う。うまいデッキが組めるかは全然別の話。

 そして、注目株の非GX2枚。エンペルトドリュウズドリュウズは色がまず恵まれている。また、180+40+30+20=270でTAGも取れるだけの水準を持つ。昨日までの考察では勝手に落ちるリソースを管理しきれず、結局それルガされちゃうなぁと思っていたが、モグリューが耕せるなら話は変わってくるかもしれない。そして、アロペルフーパアクジのどれに対しても勝てるカードである。このデッキもどっちかというとメタデッキ的性質があるため、アロペルフーパ使ってた人はこっちを握りそうだと勝手に思っている。そしてエンペルト。べトンを縛りながら裏を削ったり、種デッキにはポッチャマの技連打で何もさせなかったり、中々環境に刺さっていると思う。僕自身全然デッキ像が持てていないのでこれを今から握る人は少ないと予想している。

 最後に、ポケモンなのかポケモンでないのかよくわからないが、リーリエのピッピ人形。エビワラーとどうこうするのはストロングエネとかないと多分弱すぎる。スラバとかライトニングサーフライドで1ターンないし2ターン作れる動きが強力か。

 

途中でめんどくなってしまってこんな内容ですが序文的に今日あげたいし、思考の整理の助けにはなったので公開します。以上!