シティリーグ大阪(5/19) 参加レポ及びデッキ解説

 こんばんは。いちょーです。今回は初のシティリーグに参加したので、そのレポートをしたいと思います。CL京都前後で仲良くなったfjさん(@usp_pokemon )と、環境考察やデッキ選択から調整に至るまでを二人で協力して行いました。大した結果は残せませんでしたが、ポケカというものに、競技として、趣味として、そして相手のいるものとして、真剣に向き合うことが出来たので、非常に楽しかったです。これは今回の経験やアプローチを自分のために残す、いわば備忘録のようなものだとお考えください。

 

<使用デッキ>

f:id:ichyopoke:20190520043730p:plain

デッキコード:333pMM-G6840G-S2SppS 

<対戦結果及び順位>

1回戦 ウルネクギラマネロ 後攻 負け

2回戦 ジラサンプテラ 先攻 勝ち

3回戦 溶接工三鳥TAG+レシリザ 後攻 勝ち

4回戦 ルガゾロキュウコン(妖 結界) 先攻 負け

5回戦 サナニンフムウマージ 後攻 勝ち

3勝2敗 14位 という結果でした。

 

<環境考察>

 大会に参加する以上何らかのデッキを持っていく必要がありますが、それまでの準備で一番大切なのはデッキの精度よりもデッキ選択であると思っています。出発点が間違っていれば、それ以降のデッキ調整の時間は効率の悪いものとなります。この項では環境考察と、それに基づいた今回のデッキ選択について説明していきます。

 まずは、今回の大会以前の大型大会や新弾発売のスケジュールから見ていきます。

4/14 CL京都

4/20 シティリーグ大阪・千葉(ともにシニアリーグ)

4/21 シティリーグ広島・大阪・神奈川(全てオープンリーグ)

4/26 スカイレジェンド・名探偵ピカチュウ 発売

4/28 シティリーグ大阪・愛知(ともにオープンリーグ)

4/29 シティリーグ大阪(オープンリーグ)

5/5 シティリーグ広島(オープンリーグ)

5/6 シティリーグ大阪(オープンリーグ)

5/12 シティリーグ東京(オープンリーグ)

5/19 シティリーグ大阪(マスターリーグ)・千葉(マスター)

 

CL~新弾発売、新弾発売~当日まで、というように見ていきます。

 まず、CLについて。優勝したのはレシリザでした。上位にはレシリザが多くいましたが、この多くが事前の環境考察で想定されていたブルー型ではなく、テテフやデデンネジラーチを採用したものとなっていました。レシリザのデッキパワーを見せつけた形です。また、この大会では注目のデッキタイプが2つ登場しました。フーパブラッキーhttps://note.mu/megaaudino/n/n54b4d3caf6c4)とエンニュートHAND(https://note.mu/dkryo07/n/nc86c2ac9bd06)です。

※どちらも有料記事です。また、無断リンクすみません。問題があれば削除いたします。

この2種類のデッキはTAGチームを主軸としたデッキに非常に強く、また特に前者は有名プレイヤーが使い、公式で実際の対戦が配信されたので、どうしても無視できないものであり、「フーパを3~4枚取れるデッキ」というのが求められる環境になりました。これを受けての4/20,21に開催されたシティリーグ5大会では、レシリザの依然とした活躍(広島、神奈川で優勝)や、ゾロアーク軸(大阪で優勝、広島で準優勝)、ウルネク軸(大阪で準優勝)の復活などが見られました(ポケセン開催のシニア2大会の結果はまとまったものがあまり見つからず仕舞いでした)。レシリザの2会場優勝は正直言って意外でした。フーパブラッキー対策で小ズガドーンが3枚入っているなど、メタのメタ側が上手かったと言えます。ゾロアーク軸はレシリザに対して五分を見込める上に、スタンプ耐性も高いデッキタイプです。アローラベトベトン(科学の力)も現環境に非常に刺さりがよく、これを難なく採用できるゾロアークは環境に合っていると言えます。また、改めてTAGのパワーが高いことが認識され、それに対して青天井系デッキが強く出られること、ギラマネロによりフーパを複数枚取れることもあり、ウルネクギラマネロがまた数を戻しました。そして、新弾2パックが発売されました。これらの中で環境に影響を与えたのは以下のカードたちです。

f:id:ichyopoke:20190521004542p:plain
f:id:ichyopoke:20190521004515p:plain
f:id:ichyopoke:20190521004449p:plain

 

ファイヤー&サンダー&フリーザーTAG(以下サントリー)は圧倒的に高いHPと、便利なGX技が強力です。ですが、エネルギーの色が複雑なのでデッキ構築が難しく、いまだ正解と言えるようなレシピは共有されていないと言えます。溶接工とビクティニ、炎エネを軸にしたデッキタイプとフリーザーヌオーのギミックにレインボーエネやユニットエネと併せて入れているタイプとが多く使われているでしょうか。そして、デンジュモク。これは雷版マッシブーンといった感じです。相手のサイドが3枚のターンに1エネで120点が出せるのはそれだけで強いのですが、このポケモンはそこからさらにビーストエネやエレキパワーを乗せることが出来ます。ジラサンは相手とのサイド交換をするにあたり、エレキパワーが足りなくなる場面が増えてきていたのですが、このカードはそれをごまかしてくれます。また、スリーミラーズは弱点を計算するのでサントリーやジラサンミラーに強く出られることも評価可能です。そして最後はユキメノコ。1エネで140点まで出すことが出来ます。そして何より水タイプです。レシリザを1エネで倒せる非GXポケモンとして注目されました。

 これらを踏まえてそれ以降に開催されたシティリーグを振り返っていきます。4/28の2会場では共にウルネクが優勝、そしてベスト4にゾロアークが計4回入賞しました。また、翌日のシティリーグではジラサンが優勝。準優勝はウルネクで、そこにサナニンフ、ピカゼクと続きます。この頃にはエンニュートHAND、フーパブラッキーが数を減らし、環境が再びTAG vs ゾロアーク vs 青天井GX vs ジラサンといったような構図に戻ってきました。5月に入って行われたシティリーグ3つではさらにそれが顕著となります。優勝はそれぞれゾロアーク、レシリザ、レシリザ。準優勝はサントリー、ジラサン、ゾロアークでした。

 

 これらを踏まえ、考慮すべきデッキ群をリストアップする作業をしました。それぞれ参考にしたレシピの解説記事を付しておきます。(例のごとく無断リンクです。問題あれば削除いたします。)

レシリザ

note.mu

サナニンフ

note.mu

 

note.mu

ピカゼク

京都CLベスト16レシリザ&25位ピカゼク|うおん邸|note

note.mu

ガブギラ

note.mu

note.mu

サントリー

note.mu

ルガゾロ

note.mu

ゾロペルジュゴン

ameblo.jp

ウルネクギラマネロ

 

note.mu

t.co

ズガアゴドラン

note.mu

ジラサン

note.mu

エンニュートHAND

note.mu

note.mu

コントロールHAND

note.mu

 

 これらを考慮すべきデッキ群としました。大半が有料記事ですが、すべて中身はそれなり以上に良いものをピックアップして紹介しています。さらにこれらにtier表を与えました。

tier1 レシリザ ルガゾロ ジラサン

tier2 サナニンフ ピカゼク ガブギラ ゾロペルジュゴン ウルネク 

tier3 サントリー エンニュートHAND  コントロールHAND

 

 御覧の通り枚挙に暇がありません。ここまでの作業をしたのがシティ開催の2週間前でした。ここからデッキ選択に移るわけですが、ここからのアプローチには2通りあります。

1.既存のデッキの不利マッチを解消する

2.新規のメタデッキを作成する

 今回、どちらのアプローチも行い、最終的に2のアプローチで得られたシャンデラデッキを握ることとなりました。ここからはその経緯について説明していきます。

 

<デッキ選択>

 

 デッキ選択を考えるにあたり、まず各デッキの有利不利を検証し、上記1のアプローチが出来ないかを考えます。

f:id:ichyopoke:20190521020454p:plain

 今回はひとまず上記画像のようになりました。(一部未検証デッキがあったり、自身の練度が低く違うところもあるかもしれません。ここは違うと思った方は訂正していただけると嬉しいです。)

 各デッキには基本的に必須のカードと、メタに回せる、いわゆる自由枠のスロット部分とがあります。1のアプローチをする場合、そもそも不利なデッキが少ないものを選ぶとメタのスロットが少なくて済む、つまり効率が良いと考えています。今回はサナニンフの対レシリザ、特に先述したうおん邸レシリザに勝てるようにしようと考えました。安定した耐久と回復リソースのあるデッキはメタ外のデッキに対する対応力も高いと思ったからです。結果的にこのアプローチは不成功となりました。シティ2週間前からの1週間はそのほとんどをサナニンフの調整に費やしましたが、レシリザに五分を取れるブルー型サナニンフを組むことはかないませんでした。

 ここで、時間もデッキ案もないことに焦りを感じ始めます。色々な記事を読み漁り、良いデッキ案はないかを検討します。そこで見つけたのがシャンデラでした。HP140というのはゾロアークの原野込みライオットビートやシャドーインパクトを耐えることが出来、2進化特有の事故率も初動さえ安定させてしまえば技の効果による進化踏み倒しでごまかすことが可能です。また、従来の進化デッキでは、ジラサン側の種狩りにより常にサイドを先攻されてしまい、それをひっくり返すのは至難の業でしたが、進化踏み倒しによってHP90以上のポケモンだけを並べ続けることにより、相手のエレパを不足させ、ジラサンに対して五分が取れるのではないかと考えました。そして、TAGチームGXをワンパンする火力も十分期待できます。特に、ガオガエン込みなら比較的簡単に280点を出せる、というのは魅力的でした。ここで、調整メンバーのfjさんと、結末はともかく、シャンデラデッキを煮詰めていこう、ということになります。そして1週間でなんとかシャンデラデッキを間に合わせようと奮闘していました。

 

<デッキ調整経緯>

  まず、シャンデラのレシピを色々と調べることとしました。シャンデラデッキは大別して、ジラーチ型とブルー型の2通りがあることがわかりました。今回はジラサンに五分を取れることを評価してのシャンデラ採用だったので、ブルー型1本に絞って検証していくことにしました。まず、初期に作ったリストがこのようなものです。

f:id:ichyopoke:20190521024849j:plain

このリストでは最初のソウルバーナーでのヒット率が大きな問題でした。後続のシャンデラを安定させないと、手数で負ける試合が多くなってしまいます。

f:id:ichyopoke:20190521025031j:plain

それを改善するべく、ダートとタンカにより序盤の圧縮率を高めようとしました。ブルーにアクセスすることに命を懸けた結果ボール系グッズが非常に少なくなっています。また、バシャーモリザードンの存在意義に疑問を持ち始めたのもこの時期です。巨大なカマドが強く、ガッツとカマド、エンニュートさえあればエネの管理は容易であるため、カマドを増やし、リザやバシャを別の枠にし、安定性を向上させようとするなど、試行錯誤をしていました。

 

<環境予測及び不利マッチの解消>

 ひとまず暫定的なレシピは完成しました。ここからは環境デッキの数の予測、各デッキとの有利不利の検証、不利マッチの解消に移ります。環境デッキの数の予測は非常に難しいものでした。CL千葉のように目立って強いデッキがあるわけではなく、まさに群雄割拠の環境であったので、直前のシティリーグ3大会のベスト16のデッキを抽出し、それをそのまま予測としました。また、各マッチアップは上述の画像のようであると結論付けました。解消すべき不利マッチはピカゼクとエンニュートHANDになります。この2デッキは直近の3大会で優勝したレシリザ、ゾロアークがそれぞれキツイこと、そもそも最近の入賞が少ないこと、限られた時間とスロットでは対策が難しいことからこの2つは切ったマッチとしました(ピカゼクは上振れたら勝てる)。

 

<最終的なデッキとその解説>

f:id:ichyopoke:20190520043730p:plain

ポケモン

シャンデラ4‐ランプラー2‐ヒトモシ4

 シャンデラはソウルバーナーで毎回ヒットしてほしいポケモンのため4枚採用としました。ランプラーはソウルバーナーの準当たり、飴5枚目として使う闇の石の対象としての採用です。使用頻度は高くないため、2枚。ヒトモシはこれしかスタートポケモンがおらず、対非GXにおいてマリガンの回数(≒展開速度の差)を与えるとそれだけ不利になることや、種切れ負け防止のために最大枚数での採用です。確実にこのポケモンでスタートし、後攻なら友達を探せるのは大きな利点でした。

エンニュートマグカルゴ

 どちらも中盤以降の展開におけるキーカードです。マオでシャンデラ+どちらか、というプレーが多いため、どちらも最大枚数ではなく3枚での採用となりました。マグカルゴは火力を安定させるだけでなく、後続のシャンデラの用意や、エンニュートと併せて必要なサポートやタンカを持ってくるのに使います。エンニュートマグカルゴと併せることで、山の質を高くすることが可能です。中盤以降毎ターングズマかガッツを打てる事は勝利に直結します。

ガオガエン2

 様々なデッキに打点をごまかしてくれるカードです。必要なマッチで1枚出せれば良いため、2枚のみの採用となりました。ゾロアークなどの210ラインや、TAGの260,270を倒しやすくしてくれます。

<グッズ>

ポケギア3.0 4

 序盤から終盤まで、山の質を上げつつ必要なサポートをピックしてくれる偉いカードです。1ターン目にどうしてもブルーを打ちたいため、最大枚数での採用。

レスキュータンカ 3

 初動でのヒトモシの回収や、グズマを打つ事と山の質を高めることを両立させてくれるカードです。2枚使えれば十分なため、3枚での採用。

ボール系 7

 ボール配分は個人の感覚に依存しますが、僕はこの配分としました。ハイボはエンニュートで手札に溜まったポケモンをトラッシュし、タンカやガッツで山に戻してくれることから、優先的に採用しました。初動では必須ですが、それ以降はそうでもないため、この枚数です。1枚減らしても問題ないと思われます。

不思議な飴4、闇の石1

 初動で欲しいカードです。4枚では安定感が足りず、5枚採用としました。これは結果的にブルーでの必要枚数を減らし、2ターン目でマオを打ちやすくなること、中盤へのつなぎの良さに繋がりました。石2枚目も検討したい枠です。

 <サポート>

ブルーの探索 4

 初動でしか使わないですが、初動で絶対に触りたいカードで、当然最大枚数での採用です。シャンデラだけを立て続け、ブルーを中盤まで使うという立ち回りも検討すべきです。

タケシのガッツ 4

 デッキの質を高める最強カード。2~3枚プレーしたいため、最大枚数の採用となりました。常に手札にキープしておきたい1枚です。

マオ 2

 2ターン目などに打ちたいカードです。打ちたいですがその余裕もあまりないため、2枚のみの採用となりました。

グズマ 3

 当初のレシピでは入っていませんでしたが、ジラサンやギラマネロに好き放題させないためには2回グズマを使いたかったため、3枚の採用となりました。

<スタジアム>

巨大なカマド 4

 最強カードのため最大枚数採用しました。序盤は山の質を高め、中盤以降はガッツと併せてエネ管理をするのに使います。終盤はこのカードと炎エネ実物、エンニュートのお陰でスタンプ耐性を高く持つことが可能になりました。初期のレシピでは2枚での採用でしたが、今では4枚以外ありえないと思っています。

<エネルギー>

基本炎エネルギー 6

 5枚では少なく、6枚なら慣れれば扱いきれる、といった感じでしたので6枚採用です。ボールのハイボ割合を下げれば5枚でも十分な可能性があります。

 

<ゲームプラン・各デッキとのマッチアップ>

 まず、シャンデラの強みはその有利なサイド交換能力です。つまり、非GXの青天井という、GX,TAGチームGXに対する有利要素と、進化踏み倒しによるジラサンに対する要求値の高さを両立したものです。他方、非GXと常に1‐1のサイド交換をし、特にこれが後攻の場合、それを捲る手段は乏しいとも言えます。

・ゲームプラン 

 初動はひたすらブルーを使ってシャンデラを立てることを目指します。シャンデラで後続のシャンデラランプラーを用意しながら山の質を高め、相手のデッキに対して必要な火力水準を満たせるように立ち回ります。基本的には相手の前のポケモンと打ち合うだけでサイドレースを有利に展開できるので、中盤以降打つサポートはマオとタケシのガッツです。こちらの攻撃可能回数と何回ワンパン火力を出せばサイドを取りきれるのかを意識すれば、ソウルバーナーの当たりにあまりイライラせずに立ち回ることが出来ます。

・各デッキとのマッチアップ

・レシリザ 有利 

 攻撃回数5~6回の内に270点を2回出せば良いです。有利なサイド交換をしていけます。

・サナニンフ 有利

 上に同じ。

・ガブギラ 微有利

 相手の立ち回りにも依りますが、基本的に有利です。TAGバレットのようなガブギラであれば、上に同じ。ギラマネロが入っているのなら、グズマを何回打てるかに依存しますが、カラマネロラインは少なめの採用であることが多く、有利に立ち回れることが多いと思います。

・ピカゼク 不利

 序盤の火力はどうしても低いです。上振れたら勝てるマッチですが、6エネタッグボルトや破れかぶれで取られるマウントをひっくり返すのは難しいです。ミュウやジラーチを採用したデッキタイプもありますが、ジラサンをより重く見て、採用圏外でした。

サントリー 溶接工型:有利 ヌオーフリーザー型:先攻;有利 後攻;無理

 溶接工型はサイド交換で不利を取らされるカードはありません。ヌオーフリーザー型に後攻から捲ることは厳しいです。

・ルガゾロ 有利

 相手はシャンデラを毎ターン倒すのがかなり大変なデッキです。こちらはガオガエンさえいれば常に有利なサイド交換をすることが可能です。

・ゾロペルジュゴン 先攻:有利 後攻:微不利

 先攻ならルガゾロとやることはほとんど変わりません。後攻の場合、プレーの要求値が上がり、窮屈な立ち回りをさせられます。が、序盤さえ乗り切れば有利な展開に持っていけるので、微不利程度の評価に留めました。

・ウルネク 先攻:有利 後攻:不利

 ギラマネロとの打ち合いになります。シャンデラはシャドーインパクト130点は耐えられますが、破れた扉の10点も乗ると気絶してしまいます。先攻から順当に打ち合えばサイドを捲られることはないですが、後攻から捲るにはグズマを2~3回使い、カラマネロを倒す必要があります。

・ズガアゴドラン 有利

 相手がこちらと五分のサイド交換を出来るのはバクガメスアーゴヨン(サイド3の時)のみです。どうしても場にGXポケモンが複数並ぶので、後攻からでも十分サイドをまくることが出来ます。

・ジラサン 五分

 相手にエレパを5枚要求することを意識しながら立ち回ります。シャンデラは2枚要求。ガオガエンは3枚要求。その他ポケモンは1枚要求です。グズマジラーチマグカルゴを狙いながら倒せば、エレパを集めきれずにサイドを捲るターンを作れます。他方、相手にカードを引き切られると辛いことには変わりないです。

エンニュートHAND 無理

 見せ合い時点で降参レベルです。相手がデッキシートの提出を間違えていることを祈るしかないです。

・コントロールHAND 微有利

 フーパレジギガス、メルカリ全てワンパン可能です。マグカルゴを縛られないように気を付けて立ち回れば、相手の盤面完成前にサイドを取りきることが可能です。

 

 <当日のマッチアップ>

1回戦 ウルネクギラマネロ 後攻 負け

 ギラマネロと後攻から1‐1の打ち合いでした。グズマで取る先を間違えるなど、しょーもないプレミもしてしまい、捲ることが出来ず順当に負け。 相手がオポを上げてくれたことには感謝です。

 

2回戦 ジラサンプテラ 先攻 勝ち

 初戦負けでもう後が無くなり、少し緊張しての対戦でした。まずジラサンが見え、難しいマッチだなぁと思っていたらエネくじや謎の化石が出てくる。ここにスロットを割いているならエレパやマグカルゴは少ないと予想し、ジラーチ狩る事を徹底しました。後1でもサイドを取られなかった他、プテラ前で殴れないターンもあったため、危なげなく勝利することが出来ました。

 

3回戦 溶接工型サントリー 後攻 勝ち

 相手サントリースタート。後ろにジラーチを置いただけでターンがくる。こちらは手札の調子も良く、サイドを先にとりきって勝利だな、と思っていましたがソウルバーナーの機嫌があまりに悪かったです。結局こちらがサントリーを3回の攻撃で倒しきれず、相手にGX技で逃げられてしまいました。キツイ、と思いましたがベンチに小型をほとんど並べなかったため、サイド差はそこまで広がらず。ジラーチ、ミュウ、テテフと順にとっていくと相手がレシリザを出してきてくれたので、これを2パンして勝ちました。

 

4回戦 ルガゾロ 後攻 負け

 明確な有利マッチ。プレーを見るにペルシアンも入っていなかったので、こちらと五分のサイドレースを展開するのは基本的に無理。初戦の相手が全勝卓に座っているのも見えたのでウキウキでしたが、全くサポにも触れないしソウルバーナーは3回打ってヒトモシ1体とエンニュートしか当たらない始末でした。6ターン目くらいに炎エネにアクセス出来なくなって種切れで負けてしまいました。ゾロアーク絡みにだけは負けたくないと思って参加していただけに、非常に悔しかったです。また、ここでトナメ上がりの目は無くなりました。

 

5回戦 サナニンフ 後攻 勝ち

 相手がマリガンを2回してくれました。この時点で十中八九サナニンフだろうと当たりを付け、有利マッチに安心します。ここで勝てるかどうかは勝ち越して終わるか負け越すかでだいぶ心持ちに差が出るのでどうしても落とせなかったからです。試合を進めるとガオガエンシャンデラのテキストを確認してくるので、慣れてないな、と思い二度安心。しかしこちらの2~3ターン目の展開が遅く、サナニンフを2回ワンパンする前に6エネミラクルマジカルGX+ワンラビを用意されてしまうと思い焦ります。 70点乗ったサナニンフを190点(=ポケモン3枚)で倒せるように、つまり、相手に計算させないように、回復させないように、しょーもない雑談を振ります。相手が名探偵ピカチュウ云々の話をしながら回復せずにターンを返してくれたので、190点で前を倒しつつ、ガオガエンシャンデラを準備。次のターンでガオガエン込み280点で倒してゲームエンド。盤外戦術はほんとにごめんなさいですが、慣れてないマッチを拾えるのもこのデッキの強みだと感じました。

 

 結果は冒頭でも紹介した通り、3勝2敗の14位。CSPを20ポイント獲得することが出来ました(優先枠はもう遅いし、WCS day1出たいならJCS優勝しなきゃいけないしあんま関係ないけど)。勿論結果を出せるのが一番でしたが、丁寧にポケカと向き合うことが出来たのは非常に良かったと思っています。一緒に思い付きのデッキ調整に付き合ってくれたfjさんには感謝してもしきれないです。一人では勝ち越すことすら難しかったと思っています。

<反省点>

 まず、何よりもデッキ決定が遅かったです。サナニンフの調整にかけた時間に対して得られた対価があまりに薄かったです。その得られた対価というのも「うおん邸レシリザ強すぎ」というものだけ。その後残り1週間という時点でシャンデラを握ることに決めた訳ですが、決められた時間に対してデッキ構築の難易度が高かったです。これはfjさんが社畜なのも悪いと思います・・・。そしてより具体的な反省点。デッキの目標と実際に採用されたカードに一貫性が無かった事。特に顕著だったのは「マサキの解析」の評価です。ブルーの探索は初動最強カードですが当然4枚しか採用できません。初動の当たりが4枚ではどうしようもないため、5~6枚目のブルーが必要であると考えました。ここでの候補はレッドの挑戦、ダイゴの決断、ぼんぐり職人、マサキの解析、マオ。レッドの挑戦は1枚だけで解決できる盤面があまりに少なく却下となりました。ダイゴの決断はハンドリシャッフル手段が増加したので、あまり有効ではありません。ぼんぐり職人は次の選択肢を広げるプレーに繋がらず(名探偵ゲッコウガGXは考える時間が足りなかった)、マサキの解析はマサキの当たりを増やすデッキとシャンデラの当たりを増やすデッキが二律背反であると感じ、ほとんど検討すら行いませんでした。ですが、今思えば、現状の配分でも十分序盤から中盤まで山の質を高くすることに寄与出来、初動の当たりとしても可能性があるカードだったと思っています。マオは2ターン目の当たりや、1ターン目にもポケギアブルーと持ってくることで最低限のごまかしとなると感じての採用でしたが、マオで勝った試合よりもブルーに触れず負けた試合があった(4回戦)ため、マサキの検討をしっかりすべきだったと感じています。また、2人で調整しているとき、ダート自転車の有無で意見がわかれました。僕はダート自転車を高く評価していましたが、fjさんはその有効性をあまり認めておらず、僕もfjさんに対して明確な言語化、説明をすることや、ダート自転車に評価を与えることが出来ませんでした。明確に言語化出来ない程度のカードパワーだったと吐き捨てるのも早計だと感じています。ここもいつかリベンジしたい枠ですね。

 そして、環境予測について。僕は有利マッチ4回、五分のマッチ1回と満足のいくマッチでしたが、fjさんは有利3回、ピカゼク1回、エンニュートHAND1回と切ったデッキを2回も踏んでしまいました。これは僕の予測が誤っていたということになります。決勝トーナメントに上がった8デッキ中2デッキがピカゼクであったのも全く予想外でした。他方で、残りの6デッキには有利を取れたため、デッキ選択は強ち間違いではなかったのではないかとも思っています。

 ただ、何度も言うように、丁寧に、あるいは真摯にアプローチをしようと思い、幾何かの満足度を伴って実行することが出来たことは非常に良かったです。

 

<今後シャンデラデッキを考えるにあたって>

 まず、シャンデラの攻撃回数を確保すること。ソウルバーナーはたとえヒット0でも山の質を大きく高めてくれます。2ターン目に必ずシャンデラが殴り始めること、そして後続のシャンデラを絶やさない事が何よりも大事です。

 そして、山の質を高められるデッキを作ること。例えば、ブルーや巨大なカマドは1枚で山の不純物を2枚ピックしてくれます。タケシのガッツは6枚山に必要なカードを増やしてくれます。そもそもボールより実物を増やした方がソウルバーナーのヒットは増えるし、初動でも来やすくなります。展開用にジラーチを採用したデッキではトレーナーズを厚く採用し、そこからポケモンとエネルギーにアクセスしようとしますが、これとは逆のデッキビルドが必要になります。ポケモン→トレーナーズよりも、トレーナーズ→トレーナーズと繋げた方が山の質は高くなる、ということです。各カードが山の質に対してどのように影響するのか考えながらデッキに採用するカードは取捨選択していけば、キレイなレシピになると思います。僕自身がジラーチ大好き人間で(七夜の願い星はすげー回数見ました)、この意識の切り替えに時間がかかりました。

<最後に>

 ここまでお読み頂きありがとうございました。今回のfjさんとの調整は本当に楽しかったので、是非これを日記にしたためないと、と思っていたら相当な長文になってしまいました。ファンデッカスの偽物みたいに成り下がった(fjさんの言葉を借りるなら、ランターン程度でマイナーを名乗るマイオナ)のは本当に悔しいので、いつかシャンデラデッキで、あるいは、似たようなtier3くらいだけど普通に強そうなデッキで結果出したいと思います。

 

~special thanks~

 DMをメモ帳替わりにしていたfjさん。記事にリンクを貼らせて頂いた方々。血迷って送った不躾なDMに丁寧に回答下さったあむさん、うおんさん。しょーもないデッキのスパーリングに一日付き合ってくれたまりもんさん。当日対戦していただいた方々。